ココケン/こころとことば研究所の日記

こころとことば研究所(愛知県日進市の民間療育施設)のブログです

宝石の煌めき

プレオープン状態のココケン。

今日も療育の最後にボードゲームをしました。

発達障害といっても人それぞれです。

ココケンでは一人一人の発達に合わせたボードゲームをマッチング!

 

今日は宝石の煌めき(Splendor)

宝石商となって、宝石鉱山を開拓、交易ルートと宝石職人を仲間にし、最後はロンドンやパリの大店(おおだな)を手に入れる立身出世物語です。

やってる事は「欲しいもののために準備をする」「準備の準備をする」「目的を持つ」まずはそこら辺が目標。(子どもにさせたい事)

 

①準備のための準備…流通している宝石を手に入れる

②自分の成長を感じる…盤面のカード(鉱山など)を手に入れる

 

ゲーム中は②でプレイヤーは成功体験を感じます。

嬉しいのです。

小さな成功を積み立てると、大きな成功を手に入れるチャンスがきます。

 

「やった!」「できた!」

子どもも大人もゲームが好きな理由は、脳内の報酬系の機能野にあると言われています。

②のために①では頭をフル回転させます。

 

目標を持ち、状況を把握し、順序を立てて、行動する。

「アレもしたい、これもしたい」

 

脳内の腕立て伏せ&腹筋運動は気持ちいいですよ!

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発達障害の子とボードゲーム

押さえておきたいポイント❶

「小皿を用意して、そこに獲得した宝石を入れる」

それをしとかないと、手持ちの分と混ざってしまいます。

大人側(インストする側)も「見える化」する事でルールの確認ができます。

(上の写真の四角い皿)

 

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押さえておきたいポイント❷

「ルールは一部を途中から教える」

どんなゲームでも、ルールが多いと覚える事がありすぎて大変。

このゲームでは「パトロン」ルールをお互いに1点以上獲得したぐらいから教えています。

(上の写真では新たに加わったのがお分かりでしょうか?)

 

そして……今日は負けちゃいました😫

(早く15点集めると勝ち)

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